つわりってこんなに種類があるの?それぞれの原因と対処法

Stress at the pregnant woman

出典:ihomeremedy.net

妊娠をすると“つわりの症状”があるということをよく耳にすると思います。

つわりの症状には個人差があります。入院をしなければならないほどの重症なつわり症状が出る人もいれば、ほとんど感じなかった人もいるようです。

つわりのメカニズムや原因にはさまざまな説がありますが、はっきりとしたことは解明されてません。

つわりの種類

つわりの症状は1つではありません。いつもと違った体調の変化が実はつわりであったというケースもあります。ここでは、実際にどんな症状のつわりが存在するのかご紹介していきます。

吐きづわり

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引用:http://www.momjunction.com/articles/causes-vomiting-pregnancy-17-remedies-keep-bay_0075698/

代表的なつわりの1つは、吐きづわりです。胃のムカつきや吐き気から、実際に吐いてしまう症状です。食事をしていない状況でも気持ち悪さが限界に達し、胃液を吐きだしてしまうケースもあるようです。

●対処法
吐いてしまった場合は、しばらく胃を休めて回復を待ちましょう。
できるだけ消化に優しいもの(おかゆ、うどん、ゼリーなど)を摂取して様子を見てみましょう。食べるとすぐに吐いてしまうからといって、何も摂取しないでいると脱水症状を引き起こしてしまう場合があります。水分補給はしっかりしておきましょう。どうしても摂取できない場合は、病院へ相談してみましょう。症状によっては、点滴などで栄養補給を受けることができるかもしれません。

赤ちゃんへの栄養が行き届くかということも心配になるかもしれませんが、妊娠初期に関しては、大きく影響することはありません。
まずは、お母さんが食べられるものを食べられるときに摂取して、自分のつわりリズムを掴んでいきましょう。

食べづわり

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引用:http://www.candyusa.com

食べづわりとは、何かを口にしていないと気持ち悪くなってしまったり、お腹が空いたときに吐き気などを引き起こす症状です。

●対処法
食事は少量ずつ複数回に分けて摂取する工夫をしてみましょう。
また、飴やガムなどを口に含むことで吐き気を緩和することもできるので試してみましょう。外出時や枕元にクラッカーやビスケットなど軽食を常備しておくと便利です。体重増加が気になるところですが、つわりが落ち着いてくると、食事のコントロールもしやすくなるはずです。それまでの間、食べ方を工夫してうまく乗り切りましょう。

眠りづわり

Portrait of a young woman sleeping on the bed at home

Portrait of a young woman sleeping on the bed at home

引用:http://www.huffingtonpost.com/mascha-davis-mph-rdn/the-other-essential-nutrient-for-weight-loss-sleep_b_9818862.html

眠りづわりは、その名の通りで眠気が襲ってくる症状です。妊娠中は常に眠かったという妊婦さんの声は多数あります。
いつもより多く睡眠をとっているにも関わらず、眠気がおさまらないため、おかしいのかなと感じるかもしれませんが、これもつわり症状の一種なのです。

●対処法
とにかく無理をせずに睡眠時間を増やしましょう。仕事をされている妊婦さんにとっては辛い症状になると思いますが、その期間(つわり時期)の働き方を時間短縮するなどの工夫をしてみましょう。
眠りづわりは、赤ちゃんからの「ママ休んでね!」のサインだと思って受け取ってください。
また、運転中に症状が現れる場合は、命に関わる危険が伴います。運転を代われる人と一緒に出かけるなどして負担にならないようにしましょう。

においづわり

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引用:http://indianexpress.com/article/lifestyle/feelings/eating-citrus-fruits-may-increase-skin-cancer-risk/

特に妊娠初期は、においにも敏感になります。好きだったはずの洗剤の香りに違和感を感じてしまったり、お米の炊ける時の匂いなど食べ物のにおいを嗅ぐだけで気分が悪くなってしまうなどの症状があります。

●対処法
つわりが落ち着くまでの間は、できるだけその香りから遠ざかるようにしましょう。日常生活において、どうしても避けられない場合には、マスクをしたりハンカチで防御するなどして対処してみてください。柑橘系の香りはつわりを楽にしてくれるという妊婦さんの意見も多いので、試してみてはいかがでしょうか。

よだれづわり

あまり知られていないつわりに、よだれづわりがあります。
よだれづわりは、唾液過多症とも呼ばれその名の通り唾液の分泌が盛んになり、飲み込みきれない量であったり、唾液の多さで会話がしにくくなるなどの症状をもたらします。

●対処法
症状が軽度の場合には、飴やタブレットなどをなめるなどして、飲み込みやすい環境をつくってあげると良いでしょう。唾液を排出することで脱水を引き起こすこともあるので、水分補給を心がけましょう。
また、よだれづわりを軽減させる効果的なツボ押しを取り入れたり、鍼灸治療や漢方薬による改善策などもあります。自分の体にあった対応策を見つけてみましょう。

そのほかのつわり症状

上記以外にも、つわりの症状は多数あります。
これまでとは違った痛みや疲労感がつわりであることもありますので、自分の体の声を聞いて、しっかりといたわってあげましょう。

こんな症状もつわりの一種です

  • 食欲不振(食べ物をみただけでも吐き気がする)
  • 耳がおかしい
  • 頭痛がする
  • 腰痛
  • 息苦しい
  • 便秘や下痢
  • 疲れやすさなど

つわり期間はどれくらい続くの?

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引用:http://www.imagineyourselfthere.com/2012/05/time-flies-but-you-are-the-pilot/

つわりの有無や開始時期、症状の程度には個人差があります。
そのため、つわり期間においても様々ではありますが、妊娠初期におけるつわりは、早い人で妊娠5週頃から始まると言われています。
その後、妊娠9〜10週頃にピークを迎え、安定期を迎える妊娠16週頃(つまり母体が妊娠の環境に慣れてきた頃)には、症状が軽くなってくると言われています。
しかし、妊娠後期に突入すると、今度は後期つわりに悩まされる妊婦さんも少なくないようです。

後期つわりとは?
後期つわりは、妊娠後期(妊娠8ヶ月以降)のころに起こるつわりの症状です。
お腹の中で赤ちゃんが急激に成長することで、子宮は大きくなります。胃やそのほかの内臓が圧迫されることによって、胃痛や吐き気、動悸、息切れなどの症状を引き起こしてしまうのです。
そのほかにも、お腹が大きくなることで身体の重心バランスが崩れ、血液の循環が悪くなり、浮腫の原因にもなります。

つわりを経験された妊婦さんの中には、稀に妊娠初期から出産までつわりが続いたという声もあります。長期に渡るつわりは考えるだけでも辛いことですよね。しかし、つわりには、必ず終わりがあります。
少しでも症状を和らげるために、工夫と対策をして乗り切っていきましょう。

家族の支えが大切です

Parenting-Family
引用:http://www.solaceemotional.com/resources/parenting-family-issues/

つわり時期は、心身ともに不安定な時期でもあります。妊娠中は身体が疲れやすくなりますし、家事は立ったり座ったりと思いの外、重労働です。無理をしない程度にこなして、時にはパパに甘えたり、家族を頼ってみることも大切です。ママはこれから出産という大仕事が待っています。そのためにも体力を温存しておきましょう。