お風呂で風邪が治る!?正しいお風呂の入り方

 

風邪をひいたときや熱を出したときには汗をいっぱいかくので、できることならシャワーやお風呂でしっかり汗を流してから眠りにつきたいですよね。

 

よく、風邪をひいているときはお風呂は控えなさい!と言われることはありませんか?
実際のところ、どうなのでしょうか?

 

風邪とお風呂の関係性についてまとめました。

 


 

風邪のときにお風呂に入ってもいいの?

 

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出典:http://igot-it.com/ohuro-kaze-2530.html

 

風邪をひいたらお風呂に入ってはいけないとよく言われますが、それは一概には言えません。
体温や症状にもよりますが、お風呂には入っても大丈夫な場合もあります。

 

 

“風邪を引いたら風呂に入ってはいけない”はもう古い!

 

「風邪をひいたらお風呂に入ってはいけません」…実はこの考え方、日本特有の住環境が生み出した風習です。昔の日本の住環境は隙間風が多いため、銭湯での入浴がスタンダードでした。銭湯の熱いお湯に浸かると体力が消耗するうえ、入浴後は冷たい外気にさらされます。例えお風呂がある家でも、屋外にあることが多かったため、脱衣所も寒く、湯冷めをする場合も多かったのです。これでは、風邪を悪化させる条件ばかりで、何ひとついいことはありません。

引用元:http://www.skincare-univ.com/article/008947/

 

現代の日本では、浴室は屋内にあり、家の造りもしっかりしています。
暖房器具に暖かい寝具と、お風呂禁止と言っていた時代とは環境が変わっているのです。

 


 

こんなときはお風呂に入ってもいいの?

 

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出典:http://www.skincare-univ.com/article/008947/

 

症状1.熱があるとき

 

1. 微熱の場合(38℃以下)
体力があり、風邪の引き始めなどで38℃を超えるような高い熱でなければ、お風呂上がりにも身体を冷やさないように注意してお風呂に入ったり、シャワーを浴びたりしても大丈夫な場合が多いです。
2. はっきり発熱しているとき
熱が出ている時や風邪の症状で明らかに体力を消耗している時は、熱いお湯での長い入浴は避けた方が良いです。
体温調節する中枢の働きに乱れを起こす可能性があり、体力を更に消耗してしまいます。

 

3. 高熱の場合
38℃を超えるような高い熱が出ている時に入浴をすると、入浴後にさらに高熱が出る可能性もあります。
できれば入浴は避けた方が良いです。
どうしてもお風呂に入りたいという方は、シャワーかぬるめのお湯に10〜15分くらい浸かる程度にして下さい。

 

また、くれぐれも入浴後に湯冷めしないように、脱衣所やお部屋も暖めておくなどの工夫をしておきましょう。

熱が下がった直後や薬で高熱を下げたあとにお風呂に入ると、身体に負担がかかります。

 

さらに薬が切れた後、熱がまた上がってしまうことも有り得ます。
高熱が下がった後は、半日くらいは様子を見て、熱が再度上がらないことを確認してから入浴するようにして下さい。

 

 

症状2.その他の風邪の症状があるとき

 

熱が出ていなくても、寒気やひどい喉の痛みがある場合は、これから高熱が出る可能性が高い状態です。
めまいや頭痛、嘔吐や吐き気、ひどい下痢の症状があるときも入浴は控えた方が良さそうです。
シャワーも入浴も控えた方が良いでしょう。

 

 

症状3.インフルエンザのとき

 

インフルエンザは抗ウイルス薬を飲んで、一度は熱が下がったとしても、再度熱が上がるということがよくあります。
たとえ解熱剤で熱が下がったと思っても、その効果は一時的で、必ず熱が再度上昇します。
熱が下がったからといって、すぐに入浴しないようにした方が良いでしょう。

 

また、インフルエンザワクチンの効果があれば、インフルエンザにかかっても高熱が出ないことがあります。
しかしこれもお風呂に入ることによって体調を崩して、入浴後に熱が上がってしまうこともあります。
ですから、熱が大してないからといって、インフルエンザの場合は、安易に入浴をしないようにして下さい。

 

 


 

風邪のときにお風呂に入ることで得られる効果

 

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出典:http://freshnist.com/decorating/bathroom-designs/30-modern-bathroom-designs-for-teenage-girls/

 

風邪をひいているときにもお風呂に入ることで、低下した身体の免疫力を上げることができます。
主な効果は「血行促進」と「発汗作用」の2つです。

 

血行促進作用としては、筋肉の緊張を和らげることで血管の拡張を促し血行を良くします。
お風呂場は、湯気が立ち上り、湿度が高く鼻や喉の保湿対策に効果があり、ウイルスの活動を抑える環境が整っているので最適な場所なんです。

 

発汗作用としては、汗をかくことで皮膚を清潔に保つことができ、湿度が高いのでウイルスの活動が低下して鼻づまりが緩和する効果もあります。
体温を上げることで免疫力を5倍以上も上げることもできます。

 

平熱が低い人は、それだけで免疫力が低下していて、体温37度を基準にすると1度体温が低下すると免疫力は30%落ちることが分かっています。

免疫力が低下していれば、体内に入ってきた風邪ウイルスに対して免疫力が低下しているため、風邪を引きやすくなります。

お風呂に入ることで体温が上がります。体温が1度上がると免疫力が5~6倍増加します。免疫力が高くなれば、抵抗力が上がり、風邪ウイルスを撃退しやすくなります。

引用元:http://www.健康大学.net/1294

 

 

お風呂で体を温めて血行を良くし、体の新陳代謝を盛んにすることが風邪を早く治すのに効果的だと考えられます。

引用元:http://igot-it.com/ohuro-kaze-2530.html

 

 

入浴は体を清潔に保つためにも、咽頭の加湿のためにも、また、気持ちの良い睡眠を取るためにも、高熱でなければ入っても問題ありません。

引用元:http://getnews.jp/archives/487585

 

お風呂に入ると、風邪を早く治すための効果がたくさんあるということが分かりますね。

 


 

お風呂に入るときのポイント

 

 

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出典:http://www.skincare-univ.com/article/008948/

 

風邪をひいているときにお風呂に入る上でもっとも大切なことは、体を冷やさないことです。
ですから、風邪の時には特に気をつけるべき入浴のポイントがいくつかあります。

 

まずは、体力の消耗を少なくするため、ぬるめのお湯で入浴するということ。
これは身体を一気に温めたり、冷やしたりすることを避けるためです。
お風呂上がりにはできるだけ湯冷めをしないようにするため、脱衣所やお部屋を温かくしておいたり、髪の毛は洗わないか、洗うのであればできるだけ早めに完全に乾かすようにすることも必要です。

 

身体を十分リラックスさせるためにもゆっくり入浴し、15分〜20分ほど経ったら、湯船をでて素早く体を拭き、熱が奪われてしまう前に布団に入りましょう。
これは、極力、体力を消耗させないようにするために大切なことです。

 

 


 

正しいお風呂の入り方

 

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出典:http://freshnist.com/decorating/bathroom-designs/30-modern-bathroom-designs-for-teenage-girls/

 

前章でのお風呂に入るときのポイントを踏まえて、風邪を悪化させず、早く風邪が治るようなお風呂の入り方を紹介します。

 

① 布団を敷く

お風呂上がりに湯冷めをしないうちに眠りにつくために、まずは布団を敷きます。
冬は湯たんぽなども準備しておくとなお良いです。

 

② 脱衣所や部屋(寝室など)を暖める

冬場はとくに、湯冷めしないように脱衣所を暖めたり、エアコンや電気ストーブなどを付けておきましょう。

 

③ お風呂場を温める

急激な温度変化を避けるために、入る直前くらいにシャワーを出しておいて浴室をあらかじめ暖めておきましょう。

 

④ 41℃のお風呂に15~20分くらい浸かる

風邪をひいているときに入るお風呂の適した温度は41℃です。
お湯の温度が42℃以上になると、交感神経が刺激されて身体が緊張し、血圧も上がり、心臓への負担も大きくなってしまいます

また、アドレナリンも出るため、お風呂上がりの就寝時にも支障が出てしまいます。
適温をこころがけましょう。

 

⑤ 湯冷めしないようにすばやく身体を拭く

湯冷めは風邪のいちばんの敵です。
身体をすぐに拭くのはもちろん、髪の毛を洗った場合もすぐにドライヤーで乾かすようにしましょう。

 

⑥ 水分補給をする

水分の補給もいつもよりこまめに、そして多めにしましょう。
お水もいいのですが、スポーツドリンクは吸収が早いうえ、一緒に消耗する塩分なども採れるのでいいと思います。
最低でもコップ1杯分は飲むようにしてください。

水分補給をする際は、なるべく常温のものを飲んでください。
急に身体の中を冷やすようなことはしてはいけません。

 

⑦ 早めに布団に入って寝る

身体がぽかぽかしているうちに布団に入って早めに寝ましょう。

 

 

 

シャワーの場合も同様に、ややぬるめの温度で短時間ササッと入るのがベストです。
すばやく身体や髪の毛を洗いましょう。

 

シャワーだと芯まで温まりにくいですし、身体が冷えやすくなってしまうので、お風呂から上がったあとの湯冷め対策は、お風呂の時よりもさらに気を付ける必要があります。

 

ちなみに、朝のシャワーはダメというわけではないのですが、朝の方が夜よりも基本寒いです。
なるべくお風呂もシャワーも、夜に入るのをおすすめします。

 


 

 

お風呂で早く風邪を治そう!

 

風邪をひいているときにお風呂なんて、今まであまり考えられませんでしたよね。
正しくお風呂に入りさえすれば、風邪は治すことができるんです。

 

正しい知識で、つらい風邪とは早めにお別れしましょう!