つわりに効果的な飲み物とNGな飲み物 〜つわりの対策は飲み物から〜

つわりに効果的な飲み物

つわり時期は、味覚の変化が現れることが多く、食の嗜好が偏る傾向にあります。
食べられるものが少なくなって悩む妊婦さんも少なくありません。
飲料においても同様な意見が伺えます。しかし、脱水症状を防ぐためにも、つわり時期においての水分補給は欠かせません。
実際には、どのような飲み物がつわり時期に好まれているのかご紹介していきます。

<炭酸飲料>

Organic Ginger Ale Soda in a Glass with Lemon and Lime

出典:https://www.andreabeaman.com

炭酸水をはじめジンジャエールやレモネードなどの炭酸飲料は、炭酸の刺激が腸に働き活性化されることで、食欲を増進させる効果を得ることができます。
また、吐き気を緩和させられるのでつわりに苦しむ妊婦さんから人気の飲み物です。
しかし、炭酸飲料には糖分が多く含まれているため、体重の増加や糖尿病などに対する注意が必要です。飲みすぎには気をつけましょう。

無糖の炭酸水に果汁を絞って加えてみたり、果実酢で割って飲んだりとカロリーを控えめに調整して、自己流の炭酸水を試してみてはいかがでしょうか?

<スポーツドリンク>

water-sports-drinks-660x400出典:http://tennisvantage.net

程よい甘さの飲み心地からスポーツドリンクを支持する妊婦さんも多くいます。
つわり中は脱水症状にもなりやすいので、ビタミンやミネラルなどの栄養を豊富に含むスポーツドリンクは水分補給に適しています。
しかし、こちらも糖分が多く含まれていますので、飲み過ぎには十分注意しましょう。

<果汁ジュース>

food-and-drink-photos出典:http://widewallpaper.info

りんごジュース、グレープフルーツジュース、オレンジジュース、グレープジュースは手に取る妊婦さんが多いようです。
つわり中は味が濃厚でしっかりしているほど、飲みやすい傾向にあるようで果汁100パーセントも人気です。
しかし、こちらも糖分が高いため、過剰な摂取には注意しましょう。

<乳酸菌飲料・乳性飲料>

Dugh-persian-drinking-yogurt出典:http://phickle.com

ヤクルトやピルクルなどの乳酸菌飲料やカルピスなどの乳性飲料も飲みやすいと人気です。
牛乳だとなかなか進まなくて…という妊婦さんでも、ヤクルトやカルピスであれば飲めたという意見も多くあります。
さらに、妊娠期のお悩みで多いのが、便秘問題です。
乳酸菌やビフィズス菌が含まれているこういった乳酸菌飲料や乳性飲料は、腸内環境を活発化してくれるため、便秘解消にも効果的と言われています。
しかし、糖分は多いので適量な摂取をおすすめします。

<お茶系>

30-Benefits of Rooibos tea出典:http://herbalremediesinformation.com

お茶はカフェインを多く含むものからノンカフェインのものまで幅広くあります。まずは、ノンカフェインで妊婦さんでも安心して飲めるお茶をご紹介していきます。

ノンカフェインのお茶

●麦茶
ノンカフェインの代表的なお茶といえば麦茶ですよね。安心して飲めるということからも、妊婦さんの中で多く愛飲されている飲み物の1つです。
食物繊維やミネラルも豊富に含まれているので水分補給に適しています。
しかし、麦茶には体内を冷やす作用があります。冷えを感じやすい妊婦さんは常温やホットにして飲まれることをおすすめします。

●ルイボルティー
妊婦さんが安心して飲めるお茶として親しまれています。クセのない味なので、ゴクゴク飲めてしまいます。つわりが開始したと同時に麦茶が受け入れられなくなってしまったという妊婦さんも多いので、その場合はルイボスティーを試してみてはいかがでしょうか?
また、ルイボスティーは妊活中から愛用している女性も多いです。

●たんぽぽ茶
たんぽぽ茶には、ミネラルやビタミンが豊富に含まれています。
利尿効果や体内に溜まった老廃物を体外へ排出する効果もあるため、むくみ改善に期待ができる飲み物です。
また、母乳がでやすくなるということでも注目されているので、妊娠期から産後まで長く愛飲しているママも多いようです。

●そのほかのノンカフェイン飲料
十六茶
爽健美茶
そば茶
たんぽぽコーヒーなど

妊娠中に控えるべき飲み物

つわり時期に限らず、妊娠中は控えるべき飲み物も多く存在します。

<アルコール類>

are-you-numbing-yourself-with-alcohol-2出典:https://theaddictionadvisor.com

妊娠が分かった時点で、アルコール類の摂取は避けておきましょう。お母さんがアルコールを摂取すると、胎盤を通してお腹の中の赤ちゃんに直接伝わってしまいます。すると、発育不全、障害や奇形などのリスクが高まります。
また、ノンアルコールのドリンクにも微量のアルコールが含まれていますので、注意しておきましょう。

<カフェインを含む飲み物>

rd1601_coffee出典:http://www.rdmag.com

コーヒーやコーラなどカフェインを含む飲料は、意外と多く存在しています。
カフェインの摂取に関しては、適量であれば問題ないとされていますが、過剰に摂取してしまうと、母体や胎児への悪影響が心配されます。

カフェインの過剰摂取により、母体は、体内のカルシウムを尿と一緒に体外へ排出してしまう傾向にあり、骨粗鬆症のリスクを高めてしまいます。
また、カフェインが鉄分の吸収を阻害するため、貧血を招くことも考えられます。
胎児においては、発育が阻害される危険性が高まるだけでなく、流産や死産のリスクを伴う可能性があるため、摂取量は制限していくことが必要です。

●コーヒー
コーヒーはカフェイン量が特に多い飲み物です。可能な限りカフェインの少ないコーヒーを選択しましょう。
現在は、スーパーで手軽にノンカフェインのものやカフェインレスのものが購入できます。また、スターバックスなどのコーヒーショップでもデカフェ商品を取り扱っているので、コーヒー好きの妊婦さんはそちらをチェックしてみましょう。

●紅茶
コーヒーに比べるとやや少ない数値ではありますが、カフェインの含まれる飲み物です。コーヒー同様にノンカフェインの紅茶があるので、そちらを選択するとよいでしょう。

●お茶
玉露は特にカフェインが多く含まれていますので注意が必要です。
また、烏龍茶・緑茶・ほうじ茶・玄米茶にもカフェインは含まれています。

●栄養ドリンク(エナジードリンク)
リポビタンDやオロナミンCなどの栄養ドリンクにもカフェインは含まれています。しかし、妊婦さんこそつわりで思うように食べ物が摂取できないので、エネルギーチャージがしたいところですよね。そんな時のために、低カロリーでノンカフェインの妊婦さんに優しい栄養ドリンクも販売されています。

●コーラ
炭酸のシュワシュワをやたらと摂取したくなるつわり期。炭酸飲料の代表的なコーラをついつい手に取りたくなりますよね。実は、コーラにもカフェインは含まれています。こちらもカフェインレスの商品が発売されていますが、コーラは糖質が高いです。過剰な摂取でなければ問題ありませんが、できれば控えておきましょう。

ハーブティーを飲む際の注意

herbal-tea出典:http://www.adagio-spa.com

ハーブティーは、多数の種類が存在しており、つわりに効果が得られるものから、妊娠継続に適さないものまでその効果は様々です。
ここでは、妊娠中に飲んでも大丈夫なものとNGなものをご紹介していきます。

つわりに効果的があるとされているハーブティー

●ぺパーミント
ハッカのスーッとした爽快感で気分がリフレッシュされます。吐き気にも効果的で心身のリラックス効果も得られます。
しかし、成分の中には子宮収縮作用を含むものがあるため、過剰摂取はNGです。

●ジンジャー
胃もたれや吐き気を緩和させてくれる効果があります。また、胃腸の働きも活発になり、体を芯から温めてくれます。

●ローズヒップ
適度な酸味によって胃もたれ感や吐き気を和らげてくれる効果があります。また、ビタミンCが多く含まれるため、免疫力UPの強い味方です。

いずれも適量であれば効果が期待できますが、飲み過ぎは良くありません。
摂取量には気をつけましょう。

妊娠中にNGなハーブティー

●子宮収縮効果があるために避けるべきハーブ
ジャスミン・カモミール・ハトムギ・アロエ・セージ・ローズマリー・ウコン

●子宮興奮作用があるために避けるべきハーブ
べニバナ

●安全が保障されていないため避けるべきハーブ
レモングラス

ノンカフェインとして定着しつつあるハーブティーですが、妊娠中においては飲んではいけないハーブティーが意外にも多く存在しています。
ハーブティーを購入する際や注文する場合には、その効果などをきちんと把握しておくことが大切です。

自分にあった飲み物を見つけましょう

Flavored-water-feature-1800x1236出典:http://greatist.com/hydration

つわり期間中は、不思議なくらいに口にできるものとそうでないものとで分かれてしまいます。つわりを和らげてくれる効果のある飲み物についても人それぞれで、この飲み物なら絶対に大丈夫というものはありません。

飲料に含まれている糖分やカフェインの量を調整しながら、自分に合った飲み物を探していきましょう。
どんな飲み物も口にするのが難しいという妊婦さんは、早めに産婦人科に相談することをおすすめします。